妊娠中、どんな栄養素が必要?
妊娠中の食事は、ママの健康と赤ちゃんの健やかな発育にとってとても大切なもの。
妊娠中は、さまざまな栄養素が妊娠前より少しずつ余分に必要です。栄養が不足しないように、というとちょっと難しそうですが、それほど構えなくても大丈夫。
ご飯やパンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜やきのこ類などの副菜をバランスよくとり、塩分のとりすぎを防ぐためにうす味を心がけましょう。
その中でも、特に意識してとりたい栄養素は次のとおりです。
●参考サイト
貧血対策に鉄
体内に栄養素や酸素を運んでくれる赤血球の材料となる鉄をしっかりとり ましょう。鉄の多い食品の代表格・レバーは、ビタミンAも多いので、妊娠 初期にはとりすぎに注意して。
日本人に不足しがちなカルシウム
骨や歯の材料となるカルシウム。妊娠中はカルシウムの吸収が高まるため、日本人の食事摂取基準では、特に妊娠前より多くとる必要はないとされていますが、普段から不足しがちな栄養素ですので、意識してとるようにしましょう。
ナトリウムの排泄を促すカリウム
妊娠中は塩分のとりすぎにも注意したいもの。カリウムは体内の余分なナトリウムを排泄し、血圧を正常に保つはたらきがあります。 水に溶けてしまうので、生で食べられるものや、ゆで汁ごと食べる料理がおすすめです。
※魚介類に含まれる水銀について
魚介類には、食物連鎖を通じて、地域に関係なく、微量の水銀が含まれています。そのほとんどは健康に影響を及ぼす量ではありません。
魚介類は良質のたんぱく質や脂質を含み、妊娠中の食生活には欠かせません。水銀濃度の高い魚介類に偏って食べなければ大丈夫ですので、必要以上に魚介類を控えないようにしましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
魚介類は良質のたんぱく質や脂質を含み、妊娠中の食生活には欠かせません。水銀濃度の高い魚介類に偏って食べなければ大丈夫ですので、必要以上に魚介類を控えないようにしましょう。
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※妊娠初期のビタミンA過剰摂取について
妊婦のビタミンAを過剰摂取は、胎児に奇形を起こす可能性が高くなるとの
報告がありますが、妊婦の健康障害や胎児奇形を起こすことのない最大限の量は4,500μgRE/日と報告されています。
サプリメント等で継続的に大量にとらないように注意しましょう。
詳しくはこちら。
サプリメント等で継続的に大量にとらないように注意しましょう。
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