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塩事典~塩の上手な使い方と特性~

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塩を調味に使うときには、最初は薄いかな?と思うくらいに控えめにするのがコツです。仕上げのときに味見をして足りなければプラスしてください。
塩の入れすぎは失敗のもとです。
また、どのような塩を使ったとしても「おいしい」と感じる塩分濃度は、体液の塩分濃度と同じ1.0%前後になります。漬物などは塩気が薄いと味がボケるので、野菜の総重量を計ってから、1.5%に相当する塩で漬けるとバランスのよい味に仕上がります。

また、塩の役割は材料に塩味をつけるだけではありません。
下記のようなさまざまな作用があるので、覚えておくと調理力アップに役立ちます。

《塩のさまざまな作用》
・浸透圧で脱水させる→肉や魚の下ごしらえ、野菜の漬物など
・腐敗菌の繁殖を抑え、うまみを引き出す→魚の干物、塩辛、ハム、ソーセージなど
・野菜や果物が、茶色くなるのを防ぐ(褐変防止)→りんご、じゃがいもなど
・粘りやヌメリを除去する→さといも、あなご、たこなどの下処理
・たんぱく質を溶解する→小麦粉を練るもの、すり身や練り物
・たんぱく質を凝固する→茶碗蒸し
・野菜の色出し→ほうれん草など緑色の葉物の塩ゆで




 

知っておきたい塩の種類塩を使い分けるコツ | 塩の上手な使い方と特性 | 塩の上手な保存方法


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日本ソルトコーディネーター協会
http://saltcoordinator.jp/




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