【きゅうり】知っておきたい種類や栄養のこと
私たちがよく口にするきゅうりは「白いぼ系」と呼ばれるきゅうりです。たっぷり水分を蓄えたきゅうりは、体の熱を排出してくれたり、利尿作用もあると言われています。

黒いぼきゅうり
表面の刺が黒く、皮が厚い品種です。以前は南西日本で多く栽培されていましたが、皮が薄く、臭いも味も強くない白いぼ系が主流となり、現在ではわずかに作られているのみです。
加賀太きゅうり
石川県特産の大型きゅうりで、果肉が厚く締まっており、直径が6~10cmもあります。皮は厚く、固いので、皮を剥いてから食べる、加熱調理向きのきゅうりです。
ピックル型きゅうり
ピクルス用にヨーロッパで開発された、白っぽい色の短いきゅうりです。食塩や様々な香辛料や調味料を混ぜ合わせた「ピックル液」と呼ばれる調味液に漬けられます。
きゅうりは90%以上が水分で、栄養はあまり多い野菜ではありませんが、ビタミンB群・Cやβ-カロテン、カリウムなどのミネラル、食物繊維をバランス良く含んでいます。血圧を下げるカリウムが比較的多く、血圧上昇を予防し、むくみ改善や利尿作用に適した食材です。
カリウム、ビタミンC、イソクエルシトリン
●重さ:きゅうり1本あたり約100g

きゅうりの種類

- 白いぼきゅうり
現在栽培されているきゅうりの90%以上を占めています。表面がなめらかで、刺の白い品種です。緑が鮮やかで皮が薄く、歯切れのよいきゅうりです。
黒いぼきゅうり
表面の刺が黒く、皮が厚い品種です。以前は南西日本で多く栽培されていましたが、皮が薄く、臭いも味も強くない白いぼ系が主流となり、現在ではわずかに作られているのみです。
加賀太きゅうり
石川県特産の大型きゅうりで、果肉が厚く締まっており、直径が6~10cmもあります。皮は厚く、固いので、皮を剥いてから食べる、加熱調理向きのきゅうりです。
ピックル型きゅうり
ピクルス用にヨーロッパで開発された、白っぽい色の短いきゅうりです。食塩や様々な香辛料や調味料を混ぜ合わせた「ピックル液」と呼ばれる調味液に漬けられます。
きゅうりの栄養ひとくちメモ

- カロリー:
- 14kcal
- たんぱく質:
- 1.0g
- 脂質:
- 0.1g
- 炭水化物:
- 3.0g
- 食物繊維:
- 1.1g
*栄養プロフィール*
※栄養価はそれぞれ100gあたり
●特徴的な栄養素:カリウム、ビタミンC、イソクエルシトリン
●重さ:きゅうり1本あたり約100g
食材こぼれ話~主流はブルームレス~
かつて、きゅうりの表面には、水分を失いすぎないように果面を保護する物質「ブルーム」という白い粉が付いていました。
これが新鮮さの目印とされていましたが、残留農薬やカビと誤解されるため、最近は「ブルームレス」という粉のふかないきゅうりが市場に出回るようになりました。
ブルームきゅうりに比べて、少し固めの皮で日持ちがするのが特徴です。
しかし、昔ながらのブルームきゅうりを見直す動きもでてきて、一部では復活のきざしも見られるそう。両方手に入ったら、食べ比べてみるのもおもしろいですね。








