さやいんげん
さやいんげんは、「いんげんまめ」を若いうちにさやごと食べる「さやいんげん」のこと。中南米原産で、日本へは江戸時代に隠元禅師によって伝えられたとされるのが、その名の由来とされています。当初は、豆だけを食べられていましたが、さやごと食べる品種が渡来したのは江戸時代末期といわれています。
さやいんげんの選び方と保存のコツ
ほぼ一年中出回っているさやいんげんですが、本来の旬は6月から9月です。さやにハリがあってみずみずしく、緑色が濃くてシミなどがないものを選びましょう。
さやいんげんの知っておきたい種類や栄養のこと
さやいんげんは、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸を含み、エネルギー代謝に必要なビタミンB群の働きとともに、疲労回復に役立ちます。
さやいんげんのおいしい調理のコツ
たっぷりのお湯でサッと塩ゆですると、色鮮やかにゆであがります。ビタミンの損失を少なくするためにも、ゆですぎに注意しましょう。
さやいんげんといんげん豆
さやの中の豆がまだ未成熟のうちに、さやごと食べるのがさやいんげん。成熟するのを待って、大きくなった豆を乾燥させると、いわゆる乾物として売られている、いんげん豆になります。









