【あじ】おいしい調理のコツ
覚えておきたいおいしいひと手間
1尾魚をおいしく食べる料理のひとつ、塩焼きは、ぜひマスターしておきたいですね。内臓をとったらよく洗います。あまり何度も洗うと味が落ちてしまうので、洗うのは内臓をとった後の1回だけに。
尾やヒレをこげにくくし、見た目や味、香りを良くするためにつける塩を「化粧塩」といいます。塩の種類は何でも良いですが、粗塩の方がつきやすいです。表面だけでなく、えらの中やお腹の中にも塩をすりこんでおきましょう。
焼くときは「強火の遠火」で。あと一歩というところで火を止めて、余熱で仕上げるのがふっくらさせるコツです。
酢じめにするときは、三枚におろしたあじの両面に塩をふって3分ほどおき、さらに5分、酢にひたします。
身が白っぽくなったら頭から尾に向かって、やわらかくなった皮を引きはがしましょう。
小あじや豆あじの場合も、真あじと同じくエラ、ワタの処理が必要。口に長い箸を差し込み、くるりとひと回ししてからゆっくり引き出すと、新鮮なあじならエラとワタが連なって取れますよ。
あじのコレだけレシピ
メイン材料はあじだけ!の思いたったらすぐ作れるレシピです。ほんの少しだけ残っちゃった、そんな時にもおすすめですよ。
- あじのカレー南蛮漬け
カレー粉の風味と南蛮酢があじのうま味を引き出します。
あじと相性の良い食材
あじに組み合わせてもっとおいしく!もっとヘルシーに!おいしさと栄養の相性の良い食材のご紹介です。ねぎ
あじのうま味にねぎの香りや辛味がアクセントになります。
ねぎの香り成分アリシンには、あじのビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。
- しめあじの中華風蒸し
冷めてもおいしい、夏の蒸し物です。
脂がのったあじのコクと、トマトの酸味が絶妙なハーモニーを演出。
トマトの赤い色素リコピンは、あじに含まれるあぶらの酸化を防ぎます。
- あじとトマトのタルタル風
おもてなしにもぴったりの、さわやかな1品です。
脂がのったあじにきゅうりを合わせて、さっぱり食べやすく。
あじのたんぱく質、きゅうりのカリウムなど、足りない栄養素を互いにフォロー。
- あじときゅうりの酢の物
あじをさっぱり食べたいときは、酢の物がおすすめです。










